まず最初に、PVがこのブログを開始して初めて一日で3桁になりました。といってもはっきり言って、昨日のポストが108PVです。

さらに、立花さんと、ポリアモリーの実践者のきのコさんが、昨日のポストのTweetをRetweetしてくださいました。

正直、どういうふうに受け取られるかわからなかったのですが、かなり肯定的に読んでもらえたようで

ありがとうございます。

 

立花さんはさらにもう一つNoteでこの顛末記の続きを書いておられます。

 

10年で進化したと思う僕 10年も我慢したと言う妻

 

さらに、この本文の中には別居中の奥様のブログポストのリンクもありますので、かなり公平かつオープンです。

と、ここまで私がさらに読み進めた顛末について勝手なことを書きます。

 

まず最初に奥様のブログのタイトルです。’おだやかで優しい人’が突然去っていく理由’これはたぶん不正確です。

 

書き始めそうそう、タイトルはすでに裏切られていますから、こんなふうに書いています。

’それはがまんでも無理でもなく受け入れてあげたいっていう愛があるから’

ですから、単純にいって正確なタイトルは

おだやかで優しく有りたい人が’突然去っていく理由’が正しい。

 

奥様は、別に根っからおだやかで優しいひとであったわけではなく、ただ立花さんに強く惹かれていた頃は、そういうペルソナでありたかったのでしょうね。

 

後もう一つびっくりしたのは、奥様は立花さんがリセットしてここまで伸びたにもかかわらず、端的にあまり稼げていないと感じてらした点です。

 

奥様は、芸大の作曲家の出身。私が知る限りでは、芸大の音楽サイドは子供のころから先生についてびっしり練習、つまり結構良いお家のご出身でしょうね。ご実家が鎌倉ということもありますし。

同じArtist系の実家と言っても家族の借金を背負う羽目になった立花さんとかなり金銭感覚が違うのではと思います。

 

結局、性愛がうすれるとそれまで

Opposite Attract

であったことが、すべてうらめにでてしまうのではないでしょうか。

 

たぶんもう落ち着かれたのでしょうが、最終的には立花さんは離婚と同時にビジネスも切り離されたほうが楽だと思います。

 

そうしないと、ある時点で今度は立花さんの中に、かなり強いNagativeな感情が奥様に対して湧いてくるのではないでしょうか。

 

とここまで書いてとある離婚をテーマにしたかなりホラーな映画を思い出しました。

 

離婚交渉がもつれにもつれて、同じ家を分断して人口的な別居をするうちに、お互いへの攻撃がエスカレートして、最後には行くところまで言ってしまうという恐ろしいお話です。

 

まあ、この映画を見て女は怖いという言い方をする人も結構多いかも知れません。

 

でも、基本いまだにこの世は男性優位の社会です。

もし、女が貯め込むからいけないというのなら、普通に其のばその場で、はっきりと自分が感じていること、思っていることを口にした場合どんなかたちで攻撃されるか考えてみるとわかりやすいと思います。

 

私なんぞは女子校育ちですから、はっきりとした物言いの結果、どれだけ剣呑と後ろ指刺されたものか。

 

さて、ポリアモリーですが、前回すこし、Open Marrigeと一緒くたにしたような書き方をしてしまいました。

 

n*nという関係を目指して、たとえばヒッピーMovementの後期にはいわゆる

コミューンというものが誕生し、実験されました。

 

結果的にはすべて失敗し、結果的に血縁関係がいまいちはっきりしない子供たちを生産したところで崩壊しました。

 

ただExtrapolationという形で、SFの傑作短編が存在します。

伊藤計劃絡みでとりあげた、ジョン・ヴァーリイの残像(原題 The Persistence of Vision)。この表題作は1970年台SFの最高傑作なんて言われ方もされましたが、あのころの精神状況をはっきりと映し出しています。

この作品の舞台となるのも、一種のコミューンなのです。がこのコミューンの殆どの中には3重苦を追っているのです。

 

 

これ以上は書きません。でもポリアモリーは単なるOpen Marrigeより現実化は難しいと思います。

 

実は、性愛に重きを置くライフスタイルそのものは別に実現に問題はないのです。私はその手のMoral Judgementはしません。まあ、子供がいる場合はちょっとややこしいですが。

 

私はある時期そういう人たちが多いSocial Circleに属していた時期もありましたから。娘を持つずっと前の話ですが。ただこれらは、ポリアモリーではなく、パンセクシュアルということになります。

 

ですが、本当にやっかいなのは性愛の1対1を解き放つことではなく、愛し愛されたいという欲求をどうやって止揚するのかという問題です。

 

不公平感さえ我慢すれば、一夫多妻、一妻多夫のほうが現実問題としては座りがいい。でも、それはもうポリアモリーとは呼べない。

 

で、個人的にはまあシリアルモノガミーという結果になった私です。結婚三回目で娘を作ってしまったので、もう誰かに恋愛感情を抱くのは打ち止めでいいと感じています。

 

やはり、子供を愛するのは楽しいです。つらいことも悲しいことも頭にくることも含めて、何より自分の愛情が冷めていかないのを感じることを一番の恩寵として受け止めています。

 

ともあれ、身体によって規定される性愛と、脳内で無限の増殖する可能性を孕む恋愛感情、まあ私がBL漫画に入れ込むのも、この辺の思惑も結構あります。

 

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA