いやー、5巻でてから、もう何度読み返してますかね。(ところで、もう5巻なので、いちいちネタバレとか気にしていると書きにくいので、必ず漫画読んでから、私の更新見てください。)

この漫画、章によっては、

え、対象読者ダレよ?

 

と、突っ込みたくなりますからね。5巻は特に、霧島の連続攻撃および格闘シーン、さらにより向上しパワフルになった吉乃のサバイバル攻撃シーンとガチ流血のえぐいバトルシーン満載。さらに、やくざ世界がベースの漫画ですので、なんというか

コミュニケーションがかなり暴力ベース

 

よく考えなくても怖いんですよね。

特に、いままで断片的に描かれていた霧島の暴力シーンは、今回

連続攻撃もガチバトルも前回

 

一方、これ大阪とうホームベースに戻ってきたせいでしょうが、たとえ身体能力としては劣っていても、吉乃は、すごく冷静に自分より強い相手を倒す。

大阪でのぶつかり合いは、東京での赤座組のチンピラがらみですが、吉乃はしっかり、自分が殴ってしまった相手とぶつかり、一発目は入れたものの、しっかり殴り返され、

歯を吹っ飛ばされ

 

あわてて逃げるのですが、この辺あきれるほど冷静です。

こうやって、自転車置き場に目を止めて、

 

おもむろに襲い掛かる。

なんというか、慣れてきてません。あ、しっかりスタンガンは携帯してますがね。

少し前に、霧島は吉乃をこう評してます。

’窮地に追い込まれれば大抵の人間はそこからどう抜け出そうかと考えますが、吉乃さんはその窮地で普通に生活を始めるようなそんな感じです’

 

私、以前これを読んだ時、割と普通に感心していて、能天気にこういう強さ欲しいとか考えてましたけど、え、

これって結構やばくない

 

そう思い返しました。去年の冬から、今年の頭はずーっと呪術廻戦に浸っていて、だから、

釘崎野薔薇にしびれていたから

 

え、こいつらみんなヤバイじゃんと、改めて

尊敬しました

 

とくに、野薔薇ちゃんの、あのアニメ第一期の悪役じみたあおり、

’我慢比べしよっか’

 

とか思いだしてしまう。まあ、こちらの漫画は現実舞台で、吉乃には、特別な身体能力とかないですが、でも、

サバイバルスキルが俄然向上中でしょ

 

バトルの後の交渉シーンで、霧島と並んでいると、正直

お似合い。もちろん啖呵も相変わらずきめきめ

 

さらに、吉乃は、東京の意匠返しという感じで、霧島にしっかりGPSをつける。(これは、霧島をして、ハニートラップにかかった感じといわせているので、かなりの好プレーでしょ。)

ただ、その結果、吉乃は、一つ霧島に関して、非常に重大な結論出します。

′アンタ、本当に私のこと好きなのね’

 

そういう吉乃にたいして、内情吐露しだす霧島は、はじめて、本当に怖い顔をみせるのですよね。

いや、これちょっとやばくない。もろ殺されそう。普通の人間だったら、

絶対、思わず目をつぶる

 

でも、吉乃って、こんなヤバイ霧島に対してさえ、普通に対応するのよね。

こういう吉乃なので、椿や翔真の心配をよそに、本当に恐ろしいことに、どうも

霧島を’受け止める’ことを、決心しそう、いや怖い怖い。

いままで、霧島のやばさに目を奪われ、吉乃に対しては、

わー、カッコいいと感動してた

 

でも、今回つくづく、彼女の独特の異常なまでのマイペース、ある種の選択的鈍感さって、かなり異様じゃないですか。

で、今現在こういう女の子にものすごく憧れるというのは、

やはり、令和はすでに破綻している

 

そして、お話のほうは、吉乃の存在が、東西合わせての極道がらみの世界で、本当に、何か大きな因縁があることが示唆されていきます。

私たちは、

しっかり目を開けて、

サバイバルのための最適解を導き出し続けねばならないらしい。

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