今期、新作アニメで一番のお気に入りが’殺戮の天使’。
もともとの原作は独立系のゲーム、最初はPC. それからスマホ、そしてNintendo Switchとプラットフォームが広がっていきましたが、基本はホラーファンタジーゲーム。
ただ、このゲームがやがて漫画、そしてラノベ、さらにこのアニメとなるまで展開して言った理由は、
十代の女の子に人気がでた。
からなのです。
きっと、夏日本で一緒にVRゾーンのホラーゲームやった若い女子社員(19歳)も、きっとこのゲームしっているでしょう。
大体、東京グールだって、女の子のファンも多いし。
ともかく設定は、ホラーの中でも、一種のサバイバルもの。見知らぬ地下室らしき場所で目覚めたレイチェルという設定では13歳の記憶喪失の少女が、地下室から脱出すべく、一つ一つエレベーターを上りながら、各界で彼女を殺そうとする処刑人たちに追い掛け回されるのですね。
正直、最初の2回は面白くなかったのですが、それがしたから2番目の処刑人だったザックがいったんレイチェルを殺すのをやめてしまったところから、がぜん話が面白くなるのです。
ザックがレイチェルを殺すのをやめて分けというのが、かなり微妙で、アニメではまあ、いい顔していないなんという訳の分からないこと言うのですよね。
が、そのあとレイチェルと、ザックは何とも不思議な約束を交わすのです。
一、二人で一緒にこの地下室らしきところから脱出する。
二、外に出たら、ザックはレイチェルを、ちゃんと殺す。
で、そのあとは、二人はまるで強く結ばれた恋人同士のような絆のもと、かなりいかれた各階の処刑人と、彼らの仕掛けた嫌な感じの罠やら、パズルに立ち向かっていくのです。
まあね、幸せな恋人達って、結構馬鹿っぽくってあんまりいいことないなんてのが、悲しい人間の性だったりしますから。
逆に、極限の二人だからこそお互いの信頼だけが彼らを救い導いてくれるということになるのでしょうね。
でもね、この二人実にやばいよ。
ザックが孤児院出身の少年殺人鬼という過去を持つことはかなり早く明かされましたし、あの死神のような鎌を振り回していたら、まあほかの何にも見えませんが。
が、見た目は実に可愛らしく、しゃべり方ももごもごおどおどタイプの少女キャラなのですが、
やることはえげつないです。
とある階では、行く手の邪魔だからという理由で、ほかの(まあ、ゾンビじみてはいるけど)囚人たちを平然と打ちまくるし。自分の行動が他の誰かを傷つけるとはっきりしていても、ザックのためなら本当に平然と手を血に染めちゃいます。
実は、ゲーム版のラストは、Youtubeでほじくってみたので、変えていない限り、レイチェルの過去に何があったのかはもう知っているのですが。まあ、この手のお話だったらいかにもの範囲内です。
むしろ、ザックのほうが可愛いとなぜか思ってしまう。
そうなのです。このお話(ゲーム)はは十代の女の子たちに圧倒的に支持されたのです。
女の子たちは自分をたぶんレイチェルになぞらえ、
ザックをもとめたのです。
私が一番萌えるは、ザックがレイチェルに、なんどもなんども、’お前は頭がいい、おまえならできる’とたくし続けるところ。
あ、ザックのCVは、あの’魔法少女サイト’の鬼畜兄さん、朝霧要を熱演した岡本信彦さんです。今回は彼、もうどうしようもない鬼畜キャラから、だんだん可愛げのある切ないお兄さんキャラへと進化していくのがすごい。
私にとって一番のCVのツボは、なんといってもチャラい宮野真守さん(’文豪ストレイドッグス’の太宰さんとか、’妖狐X僕SS’の夏目残夏さん)なのですが、最近岡本さんの仕事に感じ入ってますね。