今朝まずこの記事を読んでものすごくものすごくショックを受けた。
“60代から100歳近い男女が雑魚寝”“汚物の臭気が部屋に充満” 劣悪な介護現場の実態に迫る
私が日本に来て以来、ちょうど重なるようにして、妹が雇っている高齢のお手伝いさんたちが、それぞれ体調を壊した。
一人は、胃弱。結局老人性のもので、内臓疾患があるわけではないという。そしてもう一人は、そもそも足をくじいたとかいっていたのだが、いっこうに改善しないので、今日足以外を調べてもらったら、
脊髄の2区間がつぶれていた
二人ともほぼ80歳で、はたから見れば、80歳になってお手伝いさんなんてという人もいるかもしれない。
ただ、たとえ言い訳がましくても、下手に100%リタイアして、逆に体力が極端に落ちて要介護なんてことになったら私は怖いと思う。
内で、火曜日から、土曜日の夕方まで住み込みでお願いしてもらっている限りでは、大体、もともとの寝室用だった和室に寝泊まりしてもらっているし、私がらみの仕事というと、食後の食器洗いぐらい。 掃除も、いつもきれいにしているので、重い掃除機を引きづる必要もない。妹が彼女たちを必要とする最大の理由は、信頼できるお留守番が必要なので。
内にいるときは、自分たちの洗濯もできるし、お風呂も使ってもらっている。
だから、この記事にあるような介護施設に入居させられるよりずっといいと思う。
実は、二人のうちの一人は一度、息子のもとに帰ることを考えていたのだけど、私と妹で引き留めた。
我が家は、父がそれなりに成功したせいで、こういう生活を送っているけれど、せめて自分が直接かかわった人ぐらいに対しては、できるだけ人間らしい生活をしてほしいと思っている。
私自身、働くペースや量は落としても、
基本死ぬ日まで働きたい。
私の、理想とする死に方は、あの、Coco Chanel。死ぬ直前の土曜日まで仕事をしていて、
日曜日に、88歳で死んだ
私の周りを見ても、80歳過ぎて、あきれるぐらい毎日せっせと仕事をしている人が結構いる。大体、私のF葉時代の先生方がまたみなお元気で、(90歳超えている)自立して生活していらっしゃる。
うまく言えないけど、65歳ぐらいでリタイアするなんて言う人生設計は、もう、経済的に見ても、健康面で考えても、そして何より精神面でみても、
もはや間違った人生設計、ゴールだと言い切ります
そんなことを考えながら、またほかの記事をチェックしていたら、こんな記事が飛び込んできた。
頑張ることができない「ケーキの切れない非行少年」の人生は自業自得なのか
`ケーキの切れない非行少年‘という本は読んでます。で、今度なんとその2がでるそうです。
私の場合は、自分自身が一度完全に人生を放棄した時期があって、あそこからどうにか這い上がってきたといういきさつがあります。
で、あの時の底というのは、それまで‘優等生‘といういわば成功体験があったにもかかわらず、それがあまりに強迫心性によってかたちづくられていたからこそ、かなり立ち直るのに時間がかかりました。
さらに、今まで何度もやはり自分はダメではないかという不安にさいなまれています。さらに、結局人生何ひとつ意味のある事は出来なかったという、自分に対する絶望感にもずーっとさいなまれてきました。
それが、今この年になってやっと、自分をどう評価するよりも、自分がそして家族や友人が幸せを感じられることが重要だと、
割り切るようになってきました
あと、こういういわばネグレクトや虐待の被害者たちとは違いますが、娘の発達障害と向き合ってきたことも、どうやって
成功体験を増やせるか
これをすごく、いつもいつも忘れないようにはしてきました。
今となっては、むしろ人一倍
頑張るのが大好きな高校生
でも、小学校時代、そして中学時代も科目によっては、
苦手意識で逃げたい娘と一緒に頑張りました
はっきり言って、ひたすら頑張るのは私ばかりという時期が何年も続きましたが、それでもあきらめなかった。
あ、そうか、