昨日は文句ばかりつけてましたが、あの後Amazon Primeの日本版を開いて、2021年春アニメ新作が続々と足されているのを見て興奮。

結局、昨日は頑張って5本見ました。もっともそのうち一本(シャドーハウス)は、私は完全に対象外だと気づいて中断。一方もう一つ(Fairly 蘭丸)は完全に女性2次元ファンが対象なので今回は触れません。あ、ほかにも新作すでに見てます。ただ、とにかく呪術廻戦ショックが強くて、今後見たいアニメが減りそう。

ともあれ、今日はとにかく圧倒されたは‘ましろのおと‘から、

一話もよかったのですが、私は2話冒頭のここで完全にやられました。この絵柄で、この音で、この声で、これを神と言わずどうしますか?

原作の漫画のことは読んでいませんが、知ってました。津軽三味線って恐ろしくパワフルですよね。さらにほかの三味線と違ってあくまで演奏の主演者だから、そこが他の日本の伝統芸能の伴奏という形である意味抑圧されている音と根本が違う。

この作品がアニメ化されると聞いたとき、ちょっと期待してました。というのは依然‘ピアノの森‘がアニメ化されたときすごく良かったので。

アニメ’ピアノの森’のピアノ演奏が、桁違いにすごい件について。

 

実は私は、三味線を小学校の時3年近く習わされてました。そもそも幼稚園から小学校を卒業するまで、日本舞踊を習わされていたので。これはすべて祖母の趣味でした。で、祖母の友人の娘さんが、そのころプロの三味線奏者で、新日本音楽とかいう、和楽とクラッシク音楽をハイブリッドにしたようなオーケストラに参加してたので、その方に習ってました。

途中から、三味線用の楽譜もありましたが、基本は歌の歌詞が書かれた和紙の本はあるものの、先生の真似とあとは耳からでしたね。

だから、ましろのおとで、主人公の雪が、まったく譜面が読めないとしても正直それほど違和感ないのですよね。

大体、どんな弦楽器も、基本本人の感性が音階そのものまで微妙にコントロールするでしょう。あ、まあギターとかチューナー使うけど。三味線の最初のいわゆるチューニングは、私が習っていた頃は完全に先生の音に合わせることによってしか学べませんでした。

ちょっと話が飛びますが、海外でも活躍しているギタリストの雅さんとか聞いていると、やはり三味線的な技法の影響ってあるのかなと思います。

まあ、私の場合、日本舞踊も三味線も、基本好きじゃないです。むしろ、バレエやオペラが好きでずっと見たり聞いたり、バレエはずーっと身体固いけどレッスンしてたし。

なんせ、数学が好きなので、こうークリアーな整合性がある世界観が好きなんですよね。あ、だからオペラでもイタリア系ならむしろ女性の声に集中しているベルカントが好きだし、とにかく序曲が最高なワーグナーが好き。

バレエも、バランシンのモダンバレエ大好きです。

まあ、いくら日本の伝統文化が音的にはあまり惹かれないといっても、ことビジュアルとなると、

日本画も伝統歌舞伎も大好きです、寝るけど能も好き

 

で、津軽三味線とほかのいわゆる民謡とどこが違うのかちょっと考えてみたのですが、やはり

音楽として独立していて、東北の風景とつながっている

 

その意味で、普通の民謡は地Community の祭りに従属している感じがあって、音楽として聴ききれない。

そういえば、こんなBandもNet経由で、少しずつですが海外で人気でています。

‘人間椅子’を見つけて色々と感動しました。あ、これアラフィフ3男性によるメタルバンドです。(更新、最新PVリンク足しました。)

私は、このアニメより多くの若い世代に楽しんでほしいなあと思います。

ところで私東北大好きです。特に青森、岩手、山形の3県が大好き。

中高の修学旅行の中で一番気に入ったし、あと、高三で家でしたとき、二週間隠れていたのが青森県の三沢でした。いつか死ぬ前に、あの混乱の時代に過ごした地を再訪したい。

母方の先祖は九州、祖母は山口ですが、(父の父方は3代まで東京、それより前は知りませんが)私が心惹かれるのは東北です。なんでなんだろう。

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