ところで、私は転スラを読むたびに、(それこそ、漫画でもラノベでも)すごーく思うのですが、
うー、ヒナタ嫌な女!!!
これなんですよね。だから、アニメ’転スラ’の第二期が始まって、ここまで本当に長かった。まあ、漫画だけでは飽き足らず、ラノベで出版分まで読んでましたから、リムルちゃん死なないとは知ってましたが、この女リムルを問答無用で殺しにかかりましたからね。
後、これネタバレになるので詳しく話せませんが、彼女がリムル殲滅に走った理由って、矛盾してます。だから結局シズさんを殺されたと勝手に思い込んだのが最大の理由ですよね。
昨日は、ストリームではなく、ホテルのTVで見ましたよ、ついに来た
真正魔王覚醒回!!
いつものiPadと違って、迫力ありました。メギドも心無きものシーンも、格好良かったし。あ、大賢者がついにラファエルさんに進化するところもよかったし、何より無事に
ディアブロさん召喚されました、格好良かったです
あ、でもまだ名付け前だから、若干悪魔度強すぎたけど。これ後でもっと黒執事ぽくなるはずですよね。
ちょっと、ヒナタの話に戻って、なんでここまで腹立つか、考えてみたのですが、最終的に
え、だってスライム本当に可愛いじゃん
で、リムルちゃんと、人形の時も、美少女見紛う中世的美少年でしょう。ツインテールにしたらもろ初音ミクかというくらい可愛いでしょうが。
さらに、そんな美形のお姿以上に、
スライム姿のリムルちゃん本当にキュート
シオンとシュナが、やたら抱っこしまくるのも当然でしょう。
もう何度も言ってますが、しょせん転スラを超える転生ものは絶対にありえない。確かにRe:Lifeとか頑張っているのは認めるけどあれって転生や生き戻りをそこに据えているものの、いわゆる転生物の醍醐味とは無縁の良作でしょう。
ほんと、しばらくはスライムが主人公の話なんてありえないと読むことを避けていた時期のことを思うと、もう私遠い目になってしまいます。
やっぱ、日本人の発想力てほぼ異常だよね。
たとえば、ニンテンドーの作るゲームと、アメリカあたりの作るゲーム比べると、日本以外がどれだけ現実に囚われているかよくわかりますよう。
本当、よりによってスライムだよう。でも後々スライムの特性がしっかり伏線になっているし。まあ、スライムのおかげで、その後’蜘蛛ですがなにか’という異色ラノベも誕生したわけだし。
うー、あれ以来少しずつラノベを読む量が増えていて怖い。
さて、小説つまりラノベ版は、今17巻まで出てます。ただ私、ずーっと17巻買っていなかったのです。というのは、17巻は16巻の続き(ついに最終決戦に向けてのお話が始まりそうだったのです。だから実は腹たててました。)ではなく、なんと短編集なのです。リムルちゃん以外の登場人物からの視点で、今までの流れの一部を振り返る感じ。
私は、本編で一巻のかなりの部分で進化後の能力や経験値の説明に費やされている回でも、割と文句言わずに読んでいたりしたのですがね、なんというかこの流れで短編集読みたくなかったわけです。
が、昨日の転スラのCMで、なんと本編の続きの18巻が発売されてというのです。(あ、Kindle版は月末まで待たなくてはならないので私はちょっとお預け。)で、17巻すぐKindleに落としましたよ。
あ、予想よりずっと面白かったです。
確かに主人公はリムルじゃないけど、割と関節的に、リムルちゃんラブの私を満足させてくれる、基本リムル最高という内容だったので、非常に楽しく読めました。
私、本編の流れに関係していても、ヒナタとかクロエとか出てくると、やたら盛り下がるたちなので。
でもね、ふと思うのです。基本つくづくリムルって最高のリーダーだよねって。大体今の地球世界で、もう全人口が飢えることもなく、普通に暮らしていける富を生産しているのです。でも極端な格差のせいで、あまりにも多くの人が悲惨な生活を強いられている、それが実態です。
だから、もしトップに立つ人が、リムルちゃんみたいな人だったら、世の中ずいぶん違っていただろうなあと空想します。
それでもまあ、どんどん貧困層が増え始めているというこの日本でさえ、結構リムルちゃんがせっせとリクリエイトしている、日本的Quality of Lifeは、単なる富裕層を目指すこととは別の幸せへの方向性としt、少しずつ注目を浴びている気がします。
ホテルの部屋は小さいけど、お風呂が和式で、そこら中に普通においしいものがあり、窓からはスカイツリーと満開の桜が見える日本の春。
だから結構、闘いだけでなくリムルちゃんの国造りをここまで楽しんで読みふけるのだと思います。