私も、娘も、日本の食料品スーパーが大好きです。私はともかく、娘はショッピングがあまり好きじゃない。アメリカで生活雑貨すべてを扱うTarget(ウオールマートに比べるとおしゃれ)にいっても、しっかりチェックはするものの財布のひもがすごく硬いのです。主にマリオとポケモンがらみのおもちゃ類ですが、そう簡単に買わない。(だから、いつの間にかお小遣いがずいぶんたまってます。)

日本に来ても同じで、基本秋葉のホビーショップと、キャラものショップ以外は興味なし。なのですが唯一楽しそうについてくるのが、

日本の食料品スーパーです。

 

私も、最初に日本に来出した時こそコンビニに惑わされましたが、色々慣れてくるにつれて、今や日本の食品スーパーでゆっくりあれこれ眺めるのが好きです。

一番よく行くのは、実家に近いライフ店。今は、ネットスーパーも利用できますが、正直あれこれ見るのが楽しい。

まず第一に、娘も私も日本のお菓子売り場が大好きです。はっきりいてアメリカのスーパーで売っているお菓子って、私が最初にアメリカに住みだしたころと、今と、基本それほど変わっていないですよ。それぐらい、寡占の性なのか、万年同じようなものばかり。

まあ、アメリカの自販や、ファーストフードでの飲み物チョイスが、日本に比べてものすごく限られていて、変化に乏しのに通じます。

それが、まず日本だと、食玩がある。これだけでもう娘はうっとり。さらに、食玩ではなく、いじって作るお菓子というタイプ。これはもうアメリカに買って帰るたびに手伝わされてきましたが(説明文はすべて日本語ですから。)最近の娘は、少し日本語が読めるようになったのと、さすがに作りなれてきて、かなり一人で作れるようになりました。

あ、あと娘はうまか棒にはまってます。そこまでポテチとか好きじゃないし、スナック菓子がないとだめというのではないのですが、うまか棒は好きです。私に何のフレーバーなのか時々聞いてきます。

それ以外にも、グミやキャンディーも、日本ならではの種類と、どんどん新しいものがでるので、ワクワクするのだと思います。

去年の夏は来られなかったから、今年の夏は盛り上がると思います。

そもそも、いつも思うんですがね、日本の、それも女性ほど様々な食品に好奇心が強いグループは世界にないと思います。

たとえば、2015年から、年数回日本に来るようになってまず最初に気づいたのは、

エスニック料理の食材が簡単に手に入る

 

一昔前だったら中華ぐらいだったのが、今や中華なら以前よりずっと本格的調味料が手軽に買えるし、インド、タイ、ベトナム料理なんぞを、かなり手軽に作れる。

さらに、レトルト食品もすごい。レトルトカレーって少し高めにはなるけど、ずいぶんとおいしものが増えていてびっくりしました。春は特に一人ご飯が多いので去年あたりから本格的に試し始めましたが大正解。あと、同じカレーでもタイカレーもあり、こちらもおいしい。

まあ、ライフの場合お惣菜もあるので、そちらを使うこともできますが、材料と一緒に合わせればそれなりに仕上がる合わせ調味料の多さは正直ついいろいろためしたくなる。

あと、以前はレストランメニューだったものを家で簡単に作れるものもおおい。アヒージョとか、いつから日本のお惣菜になったんですかとちょっとびっくり。

定番がそのまま進化、さらに単品で買えるのもうれしい。レトルトカレーはもちろんですが、たとえばフリーズドライの味噌汁、各種インスタントスープのクオリテイー高いですよね。

比較で言うと、この手の加工食品は、

ファミレスと同じお金を払えば、ファミレスよりおいしい

 

ファミレスのレベルなら、ファミレスより安い

 

というのが、私の実感としての味のレベルの目安ですね。

たとえば、今回冷凍で買ってみた、電子レンジで温めるだけのエビドリア。ファミレスで食べるのよりずいぶん安いけど、大体同じようなレベルです。ものすごくおいしいというわけではないけど、疲れたときほっこりはできますね。

あ、紙皿つきの冷凍たこ焼きはかなりおいしかった。あと、まだ試してませんが、どうやらタコ焼きはいま冷凍食品の競争の注目品らしい。私タコ焼き大好きなので、しっかり青のりとふりかけ用とかいう花かつお購入しました。これはもう冷凍たこ焼きを本当に引き立ててくれておいしい。

さて、最後にまだ試してはいませんが、今回冷凍コーナーで見つけて感動した品がありました。

これ去年の夏なかったような気がする。

一回分にあらかじめ区分けされ、さらに数種類のバラエティーPackになっている、

お弁当の付け合せ用お惣菜!!

 

いやー、こんなちまちました冷凍食品作るの日本だけでしょう。ほかにも、色々お弁当用のメイン用のメニューはもちろん充実。

日本人て、どれだけちまちまバラエティー多い食事が好きなんだ。

大体、ビュッフェでも、バイキングでもいいですが、アメリカ版見ていると、やっぱり量食べるのにいいのかなとふと思う。アメリカ人てあきれるぐらい、同じようなものを飽きもせず繰り返す人が多いですからね。

それが日本のバイキングだと、とにかく種類試したいんだなあって思いますよ。

ともあれ、このちまちま好みは、日本女性の家事時間が長すぎる原因のひとつですが、でも冷凍食品はそれをもはやサポート方向に切り替えてますね。

私が俯瞰した感じだと、

去年の夏ぐらいまでは、手抜きの是非みたいなレベル

 

で、この週末TVのワイドショーみて、さらにコマーシャルを見ていても、

 

今や、とにかく手抜きして家族円満

 

面白いのは、特に若い世代の場合、結構夫側のほうが切り替えがスムーズで、妻あるいは女性のほうが、変なこだわりや罪悪感が強いということが多々あるみたいです。

というわけで、あとでこの本立ち読みしようと思ってます。令和は日本が初めて、色々なプロセスを合理化していく時代だと思うので。この本がHow toが主だったら、立ち読みですまし、著者の認識プロセスが色々読めるのなら買おうかなと思ってます。

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