さて、私の一番最初のNotion プロジェクトであるNotionでライフログダッシュボードを作る、これが一通りのレベルまで達しました。もちろんNotionて、とにかくいじるのが楽なので、どんどん進化させるつもりです。
’Notion 移行日記’という形で、私のNotionを’Notion Mastery’を勉強しながら作りこんでいく過程をいままで連載してきましたが、これをリブートしようと思います。
’Notion 移行日記’を始めたときは、とにかくあまりにを分からないことが多すぎて、とてもじゃないけど、’Notion でこれをやろう’的な書き方をすることができませんでした。
が、今逆に、’移行日記’という形でつづるのに限界がきて、でもやはりもっとNotionについて書きたい。
というわけで、’移行日記’は終了、新連載
’Notionでやってみよう’の開始です。
さて、何から始めようかなと考えていたところに、この記事が目にはいったのです。東洋経済on-lineからで、
「毎日1分」でとんでもなく成長する人の習慣、手帳の書き方で1年後「自分の価値」が変わる
基本的に、ライフログに当たる一行日記をつけようというお話で、さらに’一行書くだけ日記’と新刊本のPR記事でもあります。
まあ、紙に何かを書くという効用があるのは認めます。大体私は、Notion Masteryを開始する本の少し前に、去年と同じMoleskinのWeekly Journalを買いましたから。(あ、これは一行日記ようにお勧めです。見開き一週間で、今年の日付がすでにはいいてますが、見開き右側は、ノートスペースとして空いてます。1行日記としてログを入れておくことと、あと、時々、見えるところに残しておきたいメモを、ノートスペースに使ってました。)
まあ、Notionを使い始める時、やはり日次ジャーナルから始めるのがもう絶対お勧めなんですよね。というのは、
日次ジャーナルで、データーベースの基礎とViewの汎用性が学べる。
というわけで、’Notionでやってみよう’第一回は、
日次ジャーナルを作る
です。ではステップを追ってみます。今回はテンプレはつけません。テンプレを使って学ぶのって、必ずしもNotionになれるという意味ですべてプラスというわけではないので。
1.日次ジャーナルをデーターベースとして作成
簡単なテンプレを、Notionの既成テンプレから持ってきてもいいし、まあ、基本はProperty に NameとDateこのふたつから始めれば大丈夫です。これはさすがに誰もができるはずです。
2.Excelで日付のリストを作ってImport
Excelでタイトルとしての日付をあらかじめ作って置きます。なんせExcelですから、Autofillを使って、6カ月でも1年でも作ってください。あ、もちろんGoogle Documentでもいいですよ。
全く同じものを2コラム作り、トップを、NameとDateと名前を付けます。こんな感じ
Name | Date |
1-Jun | 1-Jun |
2-Jun | 2-Jun |
3-Jun | 3-Jun |
4-Jun | 4-Jun |
5-Jun | 5-Jun |
6-Jun | 6-Jun |
7-Jun | 7-Jun |
8-Jun | 8-Jun |
9-Jun | 9-Jun |
10-Jun | 10-Jun |
11-Jun | 11-Jun |
12-Jun | 12-Jun |
13-Jun | 13-Jun |
14-Jun | 14-Jun |
で、作り終わったら、必ずCSVファイルとして保存してください。
つぎに、日次レビュー(あるいはジャーナル)のDatabaseを開きます。Viewではなくて必ず元のDatabaseです。でページの右上の端にポッチが三つありますのでそこをクリック、下のほうに、
Merge With CSVというコマンドが表示されますので、そこをクリックして後は指示に従ってください。
3.いろいろなPropertyを足す
実は、私の日次レビューDBは、複数のほかのDBとつなげてあります。
が、今回は、そこまで含めず、単独で私が使っているPropertyのリストを列記します。
- Name 名前です。これはデータの名前としての、日付です。
- Date これは、日付Dataとして扱われる日付です。
- 起床時間
- 血糖値 数値
- 不調 Select ボタンであらかじめ設定してあるものから選びます。(肩こり、頭痛、胃痛、関節炎、下痢、風邪、など)
- 体調 Select ボタンであらかじめ設定してあるものから選びます(元気、不調、病気、普通とこんな感じ)
- 睡眠の途切れ (私は睡眠の質はシンプルに、何度夜中に目が覚めたかで記録しています)
- 今日を示す3つの言葉 (3 Words )(これもいろいろな言葉を入れてあります。そのうち3つ選ぶだけ)
- Effectiveness (これは生産性、星一つから5つまでの中から選びます。)
- 昼食 そのまま書く
- 夕食 そのまま書く
- スナック そのまま書く
そしてあと今現在5つ、習慣化のためにチェックボックスを含めています。
- ピアノの練習
- Exercise
- ミニ掃除
- 今日の読書
- シャワー、入浴
かなり数が多いと思われるかもしれませんが、Selectはすべて、あらかじめ入れてあるものから選ぶだけですし、チェックボックスはやったものをチェックするだけ。
でも、結構な情報量です。しかも、本当にほんの数分で入力終了。
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さて、こうやって作った日次レビューですが、そろそろ、習慣化しつつあるのです。正直三日坊主の私としてはすごくいい調子です。
何でそこまで習慣化がうまくいったのかというと、理由は3つ、
1.入力のミニマムが低い
2.綺麗で見栄えがする。(これは心理的な物ですが)
3.日次ログとして後々色々使える。
まず、入力ですが、
週末に曜日を入れておきます。(あと、これは週次レビューとつなげる時に重要になりますが、該当週もいれます。)
次に、当日の朝、
- 起床時間
- 血糖値
- 不調
- 体調
- 睡眠の途切れ
これだけInput,あと、今はこの段階でアイコンも足してます。2分かかりません。
そして、夕食後に
- 今日を示す3つの言葉 (3 Words )
- Effectiveness
- 昼食
- 夕食
- スナック
を入力し、チェックボックスで、習慣化リストにしるしをつけます。まあ、私のライフログの今週のPageはパソコンで仕事をしている限り開いているので、そこですぐチェックできる設定になってます。
最後に、昨日本当に久しぶりに、Pokemon Goを兼ねて散歩に出かけたのですが、初めてその場で撮った写真を日次レビューのCoverにあげました。
簡単でした。
スマホで写真を撮るのは何かとログとして価値が大きいので、これからはまめにNotionの日次レビューPageにあげようと思ってます。Coverはもちろん一つですが、Bodyの部分にも簡単に写真貼れます。
あと、まだPageやDBの’入れ場所’を作っていないようなちょっとしたメモも、このBodyに入れています。こういうのは、その場その場なので別に苦にはなりません。もちろんスマホ経由だと同じところに音声入力が可能なわけですし。
さて、次回は、応用編で、なんでNotionで、日次レビュー(ジャーナル)を始めると、いろいろできるのか、そこの説明をします。