オジサンと若者が東京を次の感染Hot Spotに変える可能性について、New Yorkの地獄を横目に、対策が強化されたメリーランド州より発信します。

アメリカの日常

けさ、プレジデントオンラインで、こんな記事を見つけました。

 

新型コロナショック、感染者より大バカ者の拡大が止まらない

 

この文章の認識って、もし私が日本に行く直前の判断なら、ほぼ全面賛成なのです。だから、私は、そもそも周りのアメリカ人の心配をよそに、

 

日本に2月28日から、3月17日まで滞在したのです。

 

では、基本何がどう変わったのか。

 

日本は、中国発の感染拡大を抑え込むことには成功しているわけです。

 

プリンセスクルーズでの感染拡大は、日本人の心に恐怖を印象付けましたし、あのころはマスコミも、いちいち新しい感染経路を報告したりして、感染拡大の見える化が、かなり徹底してました。

 

一方で、欧米の医学常識とは別に、日本人全体としては、マスクと消毒をかなり徹底してやり続け、この影響も高かった。学校は閉鎖されたし、大イベントは軒並みキャンセルされた。

 

大体、感染数増加の割合も大したことなかったし、死者はずーっと抑え込まれたままでした。

 

それが今変化しつつあります。

 

最大の原因は、

 

新型コロナウイルス感染の中心が欧米に移ったこと

 

丁度私がアメリカに帰国する直前ごろから、

 

ヨーロッパ帰りの若い感染者が目に付くようになったわけです。今後アメリカから戻る日本人の感染者も増えるでしょう。

 

問題は、こういう方たちの場合、基本

 

オジサンと若者が一番多い。

 

若者は、特に学生それも卒業控えて、グループイベントが多い母集団ですよね。カラオケとかコンパとか。京都産業大学のクラスターが大きな話題になりましたが、この先パラパラといろいろな場所で同じようなケースが増えるでしょう。

 

オジサンは、日本の場合欧米に比べて、感情商売をおもにする独特な水商売の顧客です。キャバクラ、クラブ、フィリピンパブなどなど、

 

だからこそ、まあいろいろ問題はあっても、今回の全国で先んじた発言は全面支持します。

 

知事「夜間の飲食店訪問自粛を」

 

ただし、怖いのはオジサンと若者だけではありません。

 

感染爆発が起こるのは、

 

こういう人たちと、さらに接触を繰り返す人に、(家族、友人、水商売就業者)

 

元気な感染者が感染を広げることで少しずつ感染爆発のレベルに達するまで静かに進行します。

 

あのねー、私は一応元数学者の端くれですし、アメリカの統計学やシュミレーションが、母集団が大きい場合いかに正確か知ってます。

 

New York Cityの感染者の増加を2週間単位で比べると、ものすごいですよ。

 

New York Cityの感染者数

3月1日   1 (はい、一名です。だから何もしなかった)

3月14日  185 (まだ危機感なかった。)

3月28日  30,785 (ハイ、地獄状態)

 

そして死者は

3月1日   0 

3月14日  7 

3月28日  445 (ハイ、地獄状態)

 

あと、年齢別のとうけいですが、年齢の中間値は 48歳で、44歳以下が44%、65歳以上の高齢者が21%となってます。 結構若い感染者おおいのです。

 

ちなみに私が住んでいるメリーランド州は、

今の数字が、

感染者数 1,413 死者 15

ただし、私が帰国した直後は、感染者数はまだ2桁で、死者はゼロでした。

 

私が毎日東京の統計を見るとき、何度も言うように感染数は信用しません。

 

メリーランド州は、人口600万ちょっと、でもすでに15,000件近い検査を敢行してます。

それに対して東京は、たったの3,781件、しかもこれ1月以来の累計です。

 

私の見る数字は死者、で、死者はやっと更新されて15人。死亡率が1%として、実際の感染者は1500人はいるでしょう。

 

日本の医療機関は今のところどこよりもちゃんと頑張ってますよ。

 

でも、このままだとほぼ時間の問題です。

 

メリーランドは、私が帰国した直後から、Social Distancingを導入しましが、昨日州知事がこの規制をさらに強化すると発表しました。

一番大きな変化は、食料品や必須日常品の買い出しを除き、ほとんどのオフィスがほぼ完全な在宅勤務を強制させられることになりました。

 

つまり、私が週に一回オフィスに顔を出そうと思ったら、あらかじめマネにサインしてもらった書類と、身分証明書も携帯しなくてはならない。

 

私は日本が、そして東京がいまだに特に夜の密室娯楽施設を野放しにしているのが本当に怖い。あと、こういう施設は日本の結構権力持ったおじさんが入り浸っているので、検査が妨害されているようです。

 

東京のような人口密度の高い地域では、本当にあっという間です。

 

あと、冒頭の記事で、一つ信じられないぐらい想像力にかけた分析があったことを付け加えます。

 

つまり著者は、特に先進国の現代人は、感染症で死ぬことが非常にまれになった。と彼は正しく指摘して、でそのあと丸投げなのです。

 

先進国には基本結構な医療施設が完備してます。ただし、

 

感染症向けの施設はひどく限られている

 

そりゃそうでしょう。普通の状態で重病といったら、成人病が圧倒的多数でしょう。

 

だから、病院や医療施設そのものは確かに多いのだけど、

新型コロナウイルス感染が爆発したら対応できなくなる

 

だから、怖い。

 

そして、人口比で見たらたとえNew York市の数字だった、大したことないという人がいるかもしれない。

 

これも全く想像力にかけている。

 

基本、元気な感染者は、医療関係者、そしてほかのいわゆる仕事を休めない人にどんどん感染を広げていきます。

 

つまり、警察官とか消防隊員とか

 

実際、New York 市のNYPDでは、すでに

 

900人以上が感染し、3人死んでいる。

 

だから、私が地獄だといいたくなる意味わかってもらえますか。

 

メリーランド州は、首都ワシントンの郊外、そしてNew York 市とワシントンを頻繁に行き来する人口は結構多いのです。

 

だからこそ、メリーランド州知事は、かなり悲観的な予測のもとに規制を強化してます。

 

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