去年まで使っていたクリスマスツリーを買ったのは、このBaltimore のロウハウスに越してきた、1,999年。ですから丁度20年ですね。
別に壊れてしまったわけではないのですが、このツリーは9Feet,2.74mあるのでとにかく背が高くて大きい。さらにとてもお安いやつで、なんと枝を一つ一つ幹にはめていかなくてはなりません。で、ツリーそのものを組み立てるだけで、3人がかりでやっても2時間以上罹ってしまいます。
さらに、とにかく高いので一番上の部分に、豆電球をつけたりするのも、そしてお飾りをつるすのさえ、とにかく一苦労です。
まあ、20年前はまだ若かったし、娘が生まれたのは2003年でしたから、最初はそれほど苦痛ではなかったのですがね。
それがどんどん辛くなっていって、今年またクリスマスの飾りつけと思っただけでひどくうんざりしました。
で、ふと思いついて、そうだもう20年も前のツリーだから、新しいツリーに変えたら少し楽になるかもしれないそう思い、買い換えることにしたのです。
割と安かったです。2万円しない。そして新しいツリーの高さは、7.5Feet, 2.28m.相変わらず2m超えですが、50cm弱低くなり、これだとBobが簡単にトップに手が届きます。
そして何よりも、新しいツリーは、
ヒンジド、といって折りたたみの枝が予めついてます。
下層と、上層、そして頭頂部に別れてます。組み立てそのものは5分で終わり。ただ枝をひろげるのは、やはり一つ一つの手作業。
それでも、豆電球をつけながら、枝を広げていく作業は、娘に手伝ってもらうだけでできました。
これが完了すると、今や娘にデコレーションは任せてしまいます。この段階はそれなりに楽しいのです。最近はとうとう新しい飾りを買い足すことをやめてしまいましたが、そもそも一番最初にクリスマスツリーを飾ったのが1,993年。それ以来少しずつ集めてきました。
私個人は、クラッシクな飾りが好きですが、その中に娘やBobが選んだ飾りが混じってます。でも、全体としては結構クラッシクにまとまります。
さて、メインのクリスマスツリーだけでなく、ここ10年近く、後3箇所飾り付けをしてます。
私の個人的なお気に入りは、メインのツリーがある部屋のすぐ外のマントルピースコーナーです。ここは壁がパウダーピンクなので、この羽根のリースを見つけたときに、テーマを思いついたというわけです。
さらに、もう10年以上前に見つけて、わざわざ自分で選んでフレーミングした、アンチックの天使の版画、そして時折買いためた、赤や白のキャンドル。
ほかにも、やはり蚤の市でかってきて、壊れた豆電球や、吊るせなくなったガラスのたまをいれたクリスタルの入れ物とか皆まとめて、白い豆電球をつけると、こんな感じにしあがります。
このコーナーは娘のお気に入り。小さな白いツリーも、2つ揃えました。
さて、後2箇所、ツリーのある部屋に、飾り付けのポイントがあります。こちらはツリーのすご横のサイドテーブル。この上を白い綿の雪で覆うのです。
ここに飾るのは、少し前にセールで買ったクリスマス風景のオルゴールの置物以外は、みなBobのお父さんがなくなって、譲り受けたもの。
Bobは、生まれて数年は、お父さんが駐留していたのでドイツで育ちました。この木で作ったクリスマス風景の置物は、ろうそくをつけてその対流で回転させるもので、そのときに、大小合わせて買ったそうです。
後、この小さなツリーも、Bobが小さいときのおもちゃ。
すべて設定するとこんな感じ。オルゴールは音とともに小さなスケートリンクに明かりが灯り回転します。
そして、最後が、すぐ隣の、マントルピース。ここは一種の自然テーマで、やはり譲り受けた小枝を組み合わせたトナカイさんと、私が色に引かれて買った赤い実でできた小さにツリーがメイン。ここには松ぼっくりを大小ちらします。
こちらが出来上がり。
ここにも、ここに、まあお飾りですが、クロエのために私が作った紺の靴下を吊るしてます。
Bobは、ここに必ずあまり重くない、小さなお菓子やおもちゃを入れます。
私達だけでなく、Bobも全くクリスチャンではありませんが、そもそもクリスマスツリーは、キリスト教の習慣ではなく、ヨーロッパの民間信仰などにルーツがあるそうなので、毎年本当にせっせと飾り付けますね。
この後も、その年もらったクリスマスカードや、後は家族ルーム用の卓上ツリーも飾りますが。
これ全部タスクマでログを取ったところ、約3時間15分。悪くないです。日曜日の午後にこれだけ全部済ませたのですから。去年まではつかれるので、ツリーの飾りつけと、それ以外の飾り付けと、2日かけてやってましたから。
ああ、今年は、片付けもずっと楽になるんですね。
本当に、買ってよかった。
さて、つぎはクリスマスカード書かなくては。後でクリスマス用の切手を書いに行きます。