さて、2020年一月も、もはや三週間目ですよね。一月って若干アニメが出そろうのが遅い気がするのでここまで遅れたのも事実ですが、正直
今シーズンなんか地味なんですよ。
なんでこう感じるんだろうと考えてみました。まず、今回一番楽しみにしている新シリーズは三つ。
理系が恋に落ちたので証明してみた
虚構推理
宝石商リチャード氏の謎鑑定
あ、そうか今回前シーズンから続行のものを除いて、最近人気の異世界転生ものが一切ないのですよね。ファンタジーはあるけど。虚構推理には、いわゆる妖怪は登場するものの、基本現実世界の中でのお話だから。
では、個別に行ってみましょう。
理系が恋に落ちたので証明してみた
原作はWeb漫画なんだそうです。
本当にタイトル通りの内容です。
理系大学院生の男女が登場し、女性のほうが、男性のほうにまあ、一応告るのですが、ここから迷走が始まるのです。
なんというか、極めたビジュアル的に派手なものがないのにかかわらず、
見せ方うまい
うざい、ナンパ男を撃退するのに、突然
パワポで分析のプレゼンとか
私、まだエピソード2なのについリピートしてみました。
さらに、この二人の恋の証明という迷走プロジェクトに、突っ込みを入れる同級生や下級生キャラがうまい。
まだ、もう一人の需要キャラである、教授が登場していないのにこの盛り上がりはすごい。
このアニメのノリって、
かぐや様は告らせたい
に近いかな。こちらはナレーションの尖りが決め手でしたが。だまされたと思って見てみてください。おなかを痛めます。
ちなみに、理系のほとんどはこんな感じではありません。所詮理系文系より、個人のキャラの違い。まあ、完全に文系の妄想ですよね。
次は、
虚構推理
原作は、城平京によるミステリー小説、’虚構推理 鋼人七瀬’ということですが、私がちょこっと呼んだのはコミカライズ版。元の作品は、2012年本格ミステリ大賞の小説部門を受賞してます。
ミステリ物を漫画で読む気があまりしなかったので、一巻しか読んでませんが、設定と独特の雰囲気には惹かれました。
主人公二人彼ら自身が、人間でありながら異形なのです。
高校生の外見だけだったら美少女の岩永 琴子(小説では大学生)は、幼いころ神隠しにあり、怪異たちの知恵の神になることと引き換えに片目と片足を失っていて、右目には義眼、左足には義足をはめてます。で、いつも杖を突いて歩く。
そして、大学院生の桜川 九郎は、幼いころに人魚の肉を食べた影響で、不死身の身体なのでなんと妖怪たちに逆に恐れられる存在。
お話は、琴子が九朗に、まあ告るところから始まり、いろいろな怪異を解き明かしていく党話なのですが。
そもそも、琴子のしゃべりというのが、声は別にしても理路整然と置く面がなく、いわゆる女の子キャラでは全くありません
でも、この後、ほかの重要キャラが絡んでお話は単なる妖怪がらみのミステリーよりもっと面白くなっていくのですが。
ただ、アニメとしてすごく成功しているのは、主人公二人のCVの良さとChemistry、そして一方安定した妖怪がらみのビジュアルということです。
ぶっちゃけ、九朗のCVは
宮野真守さんです
さらに、EDも宮野真守さん歌ってます。このEDすごくいいんだよね。
 
それにしても、真守さんは、いまのどんなリアルな日本の男性シンガーより、
セクシーです
原作者からして、一番影響を受けたのが、雨月物語だといっているので、一筋縄ではいかないでしょう。
とても期待してます。
そして、三つめの
宝石商リチャード氏の謎鑑定
これは、金髪碧眼、超美形でやたらめったら外国語に堪能な宝石鑑定、宝石商リチャードさんと、日本人のまっすぐな大学生中田正義の二人が、宝石にまつわる謎を鑑定していく話なのです。
原作は、同題の辻村 七子作のラノベ。累計40万部ですから、よく売れてます。
設定も、少なくとも当分は一作完結のミステリーものであることも、実にこのアニメを地味にしてしまうし、さらにこのアニメ基本は、
女性向けでしょう
でも、すでに楽しみなのですよね。なんでだろうと考えてみたのです。
ひとつには、なんせ宝石が絡んでいるので、当然女性がメインのミステリーなのです。さらに、2作続けて、拗らせ女性の黒歴史みたいなお話で、つい引き込まれます。
でも、私が楽しみに見てしまうのは、もう一つ理由がある。
これ、いわゆる
隠れBLです
つまり、作者の意図とは関係なく、そう読めてしまいやすい作品だということ。
と、ここまでは、文句なく楽しめそうな3作。
実はもう一つ、リアル高校コメディがあります。
ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます
これ、つまらなくはないです。サブキャラのうち二人が、すごく気に入ってます。(先生と、妙に不気味な月宮君とか、好きです。
でも、なんか肝心の主人公が正直うざいのです。
ただ、この先もっと変キャラが登場するらしいので、一応期待はしてます。あ、OPかっけーです。
そして、ある意味がっかりしたのが、
ソマリと森の神様
基本、もはや人間が滅んだらしい幻想世界で、森の神様であるゴーレムに拾われた(実は人間の少女である)ソマリが、ゴーレムをお父さんとして慕いながら旅するお話です。
ビジュアルはきれいですし、デザインも悪くない。
でも私にとっては、とにかく
退屈してしまう
基本、ロリのオタク男性受け狙いが強すぎで、そうじゃない人間にはいまいち乗れないのです。
そこが、魔法使いの嫁と大きな違いでしょう。
最後に、
ハイキュー第4期開始です!!
いやー、アメリカのアニメストリーミングサービスのCrunchy Rollの場合、これ以外にも突然いろいろ足されていて私混乱してました。
日本の第4期は、
To the top
で、これは同時ストリーミング、それと同時にこちらでは、
陸 VS 空
も、OVAとしてではなく、エピソードとしてシリーズが始まってます。いまだからこちらを先に見てますが、To the topも同時進行してみなくては。
あひるの空、結局飽きてやめてしまったので。
ハイキューに関しては、また別に書きますね。
私のばあい、もちろん人気作品でもつい食指が動かず見てないものもあります。たとえばどういうわけか、’ちはやふる’には乗れませんでしたし。
でもまあ、こういうシーズンも悪くないです。