立花岳志さんの離婚その後の告白録は読むべきだと思う。ついでに他のホットなブロガーといろいろ比べてみました。

シェアする

実は、このブログの本文の横にあるPopular (人気記事)リスト、いくつか抜いてある記事がある。一つは橋本さんがなくなった時に書いた記事、そしてもう一種類は、

立花岳志さんのポリアモリーと離婚問題絡みの記事

彼のブログを定期的にチェックするようになったのは割と早くて、確か勝間和代さんの書評をあれこれ見ていて彼のブログを見つけている。

あの頃割とまめに読んでいたブログは、後小飼弾さんとかで、今よりひと世代前のブログブーム時代に、彼のブログにハマったのです。確かこれ2011年。

なんせ、かれの最初のベストセラー’ノマドワーカー’という生き方’をちゃんと買って何度も読んでいる。

あの本で一番印象的だったのは、朝一で裸で体重を始めとする、いろいろな計測をするというくだり。とても禁欲的な印象を持ったのを覚えている。

私はいま、有料無料合わせて2つのオンラインサロンに参加してるけど(ここ3ヶ月ほどは本当に何もしてないが)その前は立花さんの無料のFacebook Groupに参加していたっけ。

で、横で見ていて違和感を覚えるぐらい、元妻のかたとの共同事業が増えていって、そして次はなんとポリアモリー宣言。これも個人的には違和感強かった。

それが去年の離婚。

私が、離婚経過を読んでいて一番引っ掛かったのは、

’元妻の不満の一つがブログの収益化レベルへの不満’

私の本業はFPだから、こういう話を読むと、ああこの二人金銭感覚が違いすぎると思ってします。

昨年末の離婚直後は、まだふたりとも仕事は一緒に続けていくと宣言していたけど、私はその時点ですでに、無理な気がしていた。

元妻さんは、もともと鎌倉に実家がある、どう考えても裕福な出身でしかも芸大出のピアニスト。で、立花さんとは音楽家として燃え尽きた時点で出会っている。

多分それまでは、あまりお金をもうけることを考えては来なかった人だと思う。そういう人が立ち直って音楽家としてのBackgroundを使って商売を始めている。

こういう人にとっては、かなりの間より多くお金を稼ぐことはものすごく重要なことになる。

理由は簡単で、彼女にとってのBusinessは

所詮No2だから。

さらに、彼女のすぐそばに立花さんがいて、彼は結構サービス精神旺盛なタイプだから、というかまあ相手の欲しいものがまず先にわかるタイプなので、かなりのスピードでBusinessを成長させることができた。

彼女がいくら’立花岳志の奥さん’と見られるのが嫌だったと言っても、少なくとも最初の段階で、立花さんの’リーチ’なしで、ゼロからBusinessを立ち上げたら、もっとずっとずっと伸びるのに時間がかかったし、果たしてLaunchが可能だったかさえはっきりしない。

そのぐらい、今の時代Netでどれだけのリーチ(立花さんの場合、それはPVですが)があるかは重要。基本これが最大のNetベースのBusinessの参入障壁だから。

それに対して、立花さんにとって’書く’ことは一番やりたいこと。だから収益を伸ばすとうことは、2次3次的な目標。だからBlogの収益化、特に

アフィリエイトが甘い

とか言われている。

逆に私は、彼のおすすめ好きですけどね。売れ線とか全然狙ってなくて安心して読める。私のNeedsとあまり重ならないことが多いので、本以外はあまり買わないけど。

かれは、いわばいまだにちょと古いモデルでBusinessを成立させているし。つまりなんだかんだいってもせっせと本を書いている。

彼の本当の野心は、やはり、

小説家としてデビューすることだと思う。

そもそも、彼は親の借金をいまだ抱えて支払っているという親孝行息子。(訂正です。いまは借金返却は完了し、月20万円の仕送りをなさっているそうです。)でもそれと同時にバブル期に親がどんな風にいわばだまされ経済的に破綻していったかを横でずっと見てきている。元妻と違って、頼れる実家はなく、当然

お金のリスクは取りたくないタイプでしょう。

それでも、Dualライフを続けるということで、おめでとうございます。たとえお金がかかっても都心から離れて引き込もれる場所があるのはいいと思う。

ただ、将来的には、この引きこもりロケーションのほうが多分主になりそうな気がする。

それと、いい加減に港区から出たほうがいいと思う。

神楽坂とかすごくいいけど、高すぎるのならとにかく都心に出やすくすでにオシャレ度が高い東京東部おすすめです。

つまり、清澄とか門前仲町。

平成は港区が中心だったけど、令和は東京東部に注目が集まっていくし。

これは単に外国人目線で東京を見た場合、東京東部のほうがずっと面白いという話です。

それにしても、いまや人気ブログ、そしてそこから派生したYoutubeも含めてとにかく、

金の話ばかり。

だから、jMatsuzakiさん御一行はドイツに逃げちゃったのかとさえ思う。

この風潮が本当に強くなったのは、

Bitcoinで若い億り人が生まれたあたりからでしょう。

そのいわば中心の一人、イケハヤさんはまた一度あることは2度あると、仮想通貨ブームを煽っている感じがします。

彼が、ブログはオワコン、これからはYoutubeと言い始めてYoutube始めたわけですが、多分彼は今の所、Youtube向けにあうキャラを作れてません。

一方、まだフォローを初めて一年も立たないManabuさんは、あっという間にYoutubeで成功してしまいました。

Manabuさんは、かなりSEOを極めてらして、さらにProgrammingでそもそもフリーランスを成り立たせてきた方です。ですからそれが売り物。

でもまあ、つくづくこの方達のブログって、本でいえばベストセラーの

実用書でしょう。

そんな中で、立花さんの文学的感性というのは、横で見ていてホッとする。

でもホント、神楽坂が正解だと思います。

勝手にですが、あれこれ去年から予想してきて、すべてあたった感があるので、もしこれ読まれたら都心の拠点を港区以外にすること考えてみてくださいね。

きっと、いままでと質的に違う出会いが増えると思います。