大人のいじめと仲間外れは、日本的闇なのではと思う。お助けYoutubeも貼っておきますね。

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はい、また東洋経済オンラインの記事に触発されました。

「上司のいじめ」で肺に穴開いた27歳女性の胸中、カーディガン着ただけでキレる鬼上司の恐怖

さすがこのタイトルびっくりしました。だって、肺に穴が開くほどのストレスって一体どういうレベルなんだと思います。ストレスで胃に穴が開いたという話は、まあコレも怖いけど、割と例にだされますが、基本胃は胃酸がでするので、なにか狂うと穴開きやすい。

最初にはっきりさせましょう。まずこういう感じのブラック企業や、いじめというパワハラやモラハラは、私が観察する限りとても

日本特有です。

アメリカの場合、’いじめ’的なものは、基本高校と、後大学のGreekのHazing.でもかなり感じが違う。

唯一日本のいじめに近い、つまり肉体的だけではなく精神的に追い詰められて問題になったのは、SNSによるいじめです。

日本いじめの特徴というのは、何よりたった一人の人間がTargetになって、例えば他のクラス全員がその人間にたいするいじめに同調する。

アメリカの場合、もともといわゆるいじめっ子タイプがいて、まあその子達にターゲットにされると言うパターン。だから、とにかくそいつらをどう避けるかというサバイバルは大変ですが、日本みたいな追い詰められ方はしない。

唯一の例外がSNSがらみ。これは不特定多数に結果的に攻撃され続けるニュアンスになるので日本のいじめのように自殺に追い詰められることもある。

ただ、日本と違うのはこういう問題が出てきて、どんどん裁判沙汰になりもちろん学校側も訴えれれるのは嫌なのでかなりまえからいろいろ頑張っている。

まあ、こんなこともこの前の大統領選挙以来、なにかとSNSプラットフォームの責任みたいなものが問われるようになりました。

そして社会に出てみれば、所詮競争社会ですから、むしろそっちの足の引っ張りあいのほうがエリートの職場では大変です。エリートは残業代なんて関係ないし。

ここでエリートというんは、基本なんらかのプロフェッショナルレベルの学歴(つまり、弁護士資格、MBA, ほかのMaster’s Degree)を武器に、社会のはしごを上がっていこうとしている人たちです。

逆にいうと、それ以外の普通に勤めている人たちは、基本残業代なしに残業なんてしません。あと、これは、今回の記事を読んでいてつくづくうんざりしましたが、

アメリカにお茶くみはありません。

あと、よほどひどくない限りドレスコードは内勤の場合、ゆるいし誰も何も言わないし、

日本て、未だに’ネイル’やるなとかいうわけ?

そりゃ、お寿司屋さんの見習いなら困るでしょうけど、内勤はお客さんにすら合わないなら会社側にそもそも拘束力なし。そんなこと言い出したらすぐ訴えられるし。

アメリカは、労働組合こそずいぶんなくなってしまいましたが、とにかく弁護士は多いので、

法律違反があるとすぐ訴訟ですね。

とくに、人種差別や性差別が絡むと会社のイメージが悪くなるのでですね。でも、人種差別や性差別問題と長い間向き合ってきたので、それだけ法の完備が進んでいます。

さて、この東洋経済オンラインの記事は、たぶん今までのいじめ関係の記事のなかで一番興味深く読みました。

いじめの中心は、同族企業内の娘らしき上司なのですが、私から見て一番不気味に日本的なエピソードは、

’’営業職の男性社員は、自分が飲んでいた水をこぼしたとき、「Nさん、水。こぼした」と言い、わざわざ中原さんに床を拭かせたといいます。’

これはすごい。こんな事言われたら私なら逆上してすぐ会社やめる。ものには限界があって

日本て人間ひとりひとりの尊厳を多分未だに教えないのでしょうね。同調圧力で、闇の協調性を発達させてきた日本人てきな分析はこの記事にちゃんとかいてありますので、そちらを読んでください。

結局、日本は戦後一億総中流化で、皆それなりに豊かになったあと、バブルの崩壊後のたびかさなる失策もあって、皆が希望を持てなくなった。

そんななかで格差が進んで、皆明日への不安を胸に生きている。

以前にも書きましたが、ひろゆきさんに多大な力をもたらした2ちゃんねるは、こういう闇をひたすら煽るのに貢献してきました。

まあ、こんな同調圧力がはびこり続ける一つの要因は、2チャンネルのような、匿名の憂さ晴らしスレサイトがあるからでしょうね。

とにかく、そこで大人のいじめにあっているあなた、

あなたはあなたであるだけで生きる価値がある。

それを忘れないでください。そういえば今回の記事のコメントは、上位が全てまともでほっとしました。ついでに、コメントの中で推薦してくれたので、いじめお助けのためのYoutube一つ貼っておきますね。

コレをまず見て、その後もっといろいろ見て、きっと反撃する勇気が湧いてくると思います。

コレを見つけた時、皆がずいぶんいろいろいじめ関連のYoutubeを上げていることに気がつきました。で、数が多い割に見ている人が少ない。

ところで私自身の場合、

基本ぼっちでした。

仲間はずれや、意地悪されたことは何度もありましたが、逃げたり跳ね返したりしてやり過ごしました。

真ん中の妹は、いじめられやすかった。

そして、一番下の妹は、時としていじめるがわになることが多かった。

さて、三人兄弟のなかで、実は一番劣等感が強かったのは誰だと思います。それは悲しいお話ですが、一番下の妹です。家では、いつも私や、真ん中の妹に比べられて、でも私達は自分が生き残るのに精一杯で、何もしてやれなかった。

忘れないでください。いじめる側の人間には、かなりの確率で深いコンプレックスや、悲惨な、もしくは極端に抑圧てきな、家庭の状況が合ったりします。

ああ、ひとつ古典的名作を上げましょう。

花のあすか組!(1)

花のあすか組!(1)

花のあすか組!(1)

[著]高口里純

私は、ぼっちが寂しい時に、あすかちゃんにずいぶんと元気をもらいました。