正確に言いますと、
Baltimoreの中学生と高校生を対象とした、Video Game Development の コンテストです。
そもそも、彼女のCS (Computer Science )の先生がこのEventのことを教えてくれたので、娘にたずねたところやってみたいというので登録しました。
去年の参加者は全部で70人、大体3人から5人のチームになり、朝8時にCheck In したあと、食事やスナックはしっかり支給されますが、基本12時間以内に、オリジナルのゲームをかたちにするという、大人でも結構きついコンテストです。
使うソフトは、Unity Game Engine Tool Packageというのだそうです。
主催者は、Code in Schoolsという、Baltimore 市のNPOです。
最近の日本に伝わるアメリカって、悪いニュースばかりですが、こういうNPOもいろいろあって頑張ってます。
だいたい、根気よく探すと、いろいろなFoundationが奨学金やら、機会の提供先を探しているのもアメリカの日常です。
さて、土曜日の朝会場についたのは8時15分前ぐらい。
会場は、いかにもBaltimoreらしく、古い劇場を改造した、Share Officeも含んだ今っぽい多目的スペースで行われました。Baltimore Impact Hubといいます。
こちらが、スペースの外観
もろ、昔の映画館のまんまです。
さて、3階でRegistration。
こんな、垂れ幕がかっこいい。
チームは、色分けされて、おそろいのTシャツを着ます。娘のは、インディゴだそうです。
しっかり、着ているTシャツの上から重ね着。
このあと、私はスタッフに話しかけ、娘のチームのスーパーバイザーを見つけました。
そもそも、娘が使ったことのあるGame Engineは確かUnrealだったと思います。で、それからして私は心配。
娘は初対面のチームメンバーと一緒にWorkすることになるのでそれも心配。
さらに、娘のコミュニケーション能力(彼女は信じられないぐらいよくなりましたが、やはりいわゆる普通の子とはまだ違います。)に関連したIssueも説明しました。
そして最後に、もし何かあったらいつでも電話をしてくれるように念を押しました。
ーーーーーーそして11時間後ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちなみに、今月いっぱいで一人オフィスからでますので、大きな家具を今日全て運び出し、さらにそれを娘とシェアしている書斎に配置して、いろいろOrganizeして、まあ一日働き詰めでした。その意味では非常に生産性高い土曜日でした。
さて、7時過ぎに、娘を迎えに行ったところ、コンテストの表彰式はもう終わっていてがっくり。
朝あったお母さんの一人が、7時くれば大丈夫というのでわざわざじゃまにならないように時間をつぶしてきたのにです。
と、Bob(夫)が娘を見つけました。何やら首にぶら下げています。
早速尋ねると、
’We won’というのです。
その段階では、まさか優勝したとは考えず、何かの参加賞かしら、ただGoldと書かれています。
で、またスタッフの一人を捕まえて、あのーこのメダルはなんですかと確認しました。
’Oh, her team won the first prize!!’
えー、まさかー
いや、娘には悪いですが、とにかく長年彼女の発達障害とつきたってきたので、正直STEM Schoolに進学してくれただけで、私はもう死ぬほど嬉しかったのです。
それが、この嬉しそうなこと
アメリカの場合、公立の学校でも特に大きい学校の場合、Honor Programがあります。つまり優秀な子のための別枠のカリキュラムを組んだプログラムです。
娘の学校にも、Ingenuity Programという名のものがあり、実はこのイベントに娘以外にこのプログラムから二人参加しているのです。
つまり、彼女はこの二人を差し置いての優勝です。本人も、どうどと’We beat them’とのたまわってましたから。
その後娘に色々聞いたところ、彼女のチームメンバーはあと3人いて、二人が白人、一人が黒人の男の子だったそうです。
まあ、きっと彼らが優秀だったのでしょう。
残念ながら、このチームのスーパーバイザーはすでに帰宅していて会えませんでした。
でも、いちばん大事なのは娘が凄く興奮して喜んでいることです。
主催者は、このあとNetのホームページで、今回作られたGamesを紹介するそうです。ただ、まだ上がってません。
あとで、もう少し色々なことがわかりましたら、またUpdateしますね。
それにしても、びっくりしました。