予定では、Financeの話各予定だったのですがね、帰宅して、あっそうだ、今日は17日だから、もうRentaに出てるよねと、いそいそとIpad開いて読み出して…
何だ、どうしよう、すげー
改めて、週末にレビュー書きますけどね、今はとにかく他のことが考えられないので、今の感想を断片的に書き留めます。
私はすごく、’憂鬱な朝’ By日高ショーコが好きで、個人的にはいままであっちにかたいれしてたんだよね。結構こじつけでも、無理でももうハッピーエンドが好きなのよね、この年になると。
でも、今回の第6巻で、趣旨替えだよ。
あ、これ基本ヤクザの世界の話なので、夕方から何度も読み返しているうちに喋り方が移ったよ。
あのさ、もう漫画読みを自称してて、ただBL漫画だという理由でこの漫画読まなかったら、はっきり言って
死ねよ。
最近、みんな’神’って気安く使うからあまり言いたくないけど、やっぱこれを’神’といわなかったら、何をいまさらということのなるのだろうね。
基本ヤクザの世界って底辺なんだよ。
まだ日本にいた頃、70年代で、中小映画館でオールナイトとかやってたころ、’仁義なき戦い’一挙上映とかその頃付き合ってたBFと一緒に見に行ったりしてたから。
あの頃の東映ってさ、ヤクザ役が一番ぴったりくるようなガタイのいい、強面の男優がごろごろいてさ、このシリーズとか、とにかく好き嫌いは別として凄い世界だった。
私は、つくづく思ってましたよ。なんなんだこの世界、男しかいないじゃないか。
あとさ、暴力が絡む映画って、女から見ると時々ホモセクシュアルに見えるんだよね。
暴力と恋愛
これ、男同士だと多分ごちゃまぜで、両立するんだね。
女が相手だったら壊れちゃう。男と女の恋愛に暴力は介在できない。
後、愛することと、恋に落ちることはやっぱり違うんだなと思ったね。
この作品の凄さの一つは、いろんなキャラクターのかき分けで、昔’仁義なき戦い’を見て圧倒されたときのように、サブキャラがやたら魅力的だ。
で、みんな基本、愛に飢えた連中なんだよね。
つまんない言い方だけど、主人公の矢代は基本、愛を拒否した人間だけど、その時点でかれは恐怖をも手放した。
かれが、美人でなければもっと早く死んでぼろぼろになっていたのかもしれないけど、矢代に生きていてほしい人間が、結局少しずつ増えてくる。
ただ、盲目的に恋に落ちたのは百目鬼ただ一人。
第6巻の終わりで、矢代はとうとう百目鬼を追い払うことに成功するけど、それは多分百目鬼が納得したからだ。
とにかくあなたが、一通り面白い漫画には目を通すと自負するのなら、この作品を読め。週末に改めてReview各から。
読め