Netで使える英語力増強講座 その6 停滞期に入っていた英語力が2000年末から伸びだした理由

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2000年という年は、日本の皆さんにどんなふうな形で印象に残っているでしょうか。

アメリカに住んでいて、選挙権こそ持っていないものの、ゴリゴリのリベラルの私としてはあの年の大統領選のことを未だにはっきりと覚えています。

選挙当日に結果が出ず、フロリダ州で自動リカウントに入ったものの、結果的に共和党の実力者が、弁護士をぞろぞろ連れて裁判に持ち込み、5対4のギリギリの最高裁判事による投票結果で、国の混乱を避けるとかいうわけのわからない理屈で、子ブッシュ政権がスタートしたのです。

もう、そこらじゅうで腹立ててました。

で、そんな時にBobが教えてしてくれたのが、この’盗まれた選挙’をきっかけに誕生した、民主党系のMessage Board サイト、

Democratic Underground

です。

で、誕生後しばらくして主催者がなんとオフ会をやったので、確かVirginia のCristal Cityまででかけていきました。

EarlというAliasを持つ、主催者の代表が来てましたっけ。

あれからもう19年経ったなんて信じられない。

ともかく、その後2,008年の民主党予備選挙までは、結構ときどき自分の意見を上げたりしてました。

丁度あの頃から、SNSやスマホを使いこなす若い世代がどっとやってきて、こういう人たちはあまり長い意見とか挙げず、とにかくスレッドを盛り上げたり、はては炎上させたりして、どんどん自分の更新数を上げていきます。

私はあのとき、ヒラリーファンで、別にオバマは嫌いではなかったけれどまずはヒラリーに勝ってほしかった。でも、あのときはオバマサポーターが、一昨年のサンダースサポーターほどではないにしろ、まあ年のいったおばさんからするとうんざりするようんか攻撃が続いて、確か一度Membership登録を消しました。

で、そのあとオバマ時代はあまりこのサイトに近づかなかったのですが、一昨年のトランプ候補が実現して愕然とし、また払えるだけ払えばいいMemberに戻っている次第です。

で、何を言いたいかと言うと大学院に入ってから、英語力そのものはいわば停滞していきました。まあ、日常会話力とかはさすが伸びていきますし、後Teaching Assitantをしていたので、生徒の前でしゃべりは、まあ生存がかかっているので少しずつうまくなっていきました。

でも、それぐらいでしょうか。まあ、数学必死だったこともありますが。数学は英語力がほとんど関係ない学問ですから、それも学部時代と大きく違います。PhDを取得して働きだしてからも、あまり英語力が伸びるような行動は多くなかったです。

それが、このサイトをまめにチェックするようになって、どんどん実はニュースやら、他のサイトを読むことが増えていったのです。

このサイトには、

Latest Breaking News

というカテゴリーがあります。で、ここに新しいスレを立てるには、新しいニュースをそのソースリンクごとはらなくてはなりません。

極端な話、ここを毎日チェックすることから、私のWebBaseの情報収集グセが本格的にはじまったのです。

もちろん時々自分なりに、一生懸命考えて意見を述べました。それなりに反応してくれる人がいるとすごく嬉しかったのを覚えています。

当然のことながら,まめにニュースをチェックし、面白そうなスレをチェックし、そしてそれに対して英語で自分なりに意見を書いたりし始めたのですね。

ここから本格的に、英語ベースのインプットとアウトプットがまた増えだしました。そしてそれは基本全てネットとのInteractionベースです。

実はこれに加えて、私は地元の小さな州立大学で、2001年秋からMBAプログラムをはじめました。

で、私がとっていたクラスのいくつかは、クラスでの直のディスカッションの代わりに、クラスのサイトに設けられていたメッセージボードに、自分の意見を上げていくシステムになっていました。

いやこれきつかったです。個人的にメッセージボードに好きなことを書くのと違って、色々な課題に対して、正しい言葉使いでまるで速攻で長いレポートを毎週書いているような感じでした。

これ本当に勉強になりました。

それと同時に、PCの前で英語のインプットとアウトプットを繰り返すことになれていったのです。

というわけどここまでで留学編はおしまい。

次回から、Netベースの英語力増強についていろいろほっていきますね。