昔々、ちょっとカツマーになりたいかなというほど、勝間和代さんに憧れていたことがあります。
まあ、今はある程度距離を置いて彼女の発信する情報のみを享受している普通の読者ですが、一時期はファンでしたね。
で、あの頃の勝間さんにはとても、
アンチが多かった。
まあ、私自身結果的にちょっとしたことがきっかけで幻滅し、しばらく勝間さんの書くものを読む機に慣れなかった時もありましたが、いまは普通。
まあ、アンチが多くなるタイプのキャラって確かにいると思います。
私自身が、若い時にある程度いじめられたこともあるので、わかります。
基本的に、みんなが仕方なく我慢して口を拭っているときに、
はっきりものをいうとかなりいじめられること多いです。
本当は、はっきりものをいう側というのは、結構口を拭うすきを与えてもらえなかったという黒歴史があるものなのですが、そういう人を、
結構日本人の普通はいじめたがる
で、あの頃はまだSNSは盛んではなく、その代わりにとにかく
2チャンネルがひどかった
日本て、SNSの炎上の以前から、2チャンネルがすごかったでしょう。
で、2チャンネルがあそこまで荒みに荒みまくった最大の理由は、そこがすべて
匿名だから
そしてもう一つ目立った形で匿名の誹謗中傷が日本でのみ目立ったのが、あのころの、
Amazonのレビュー欄でした。
今はどうなっているのか知りませんが、あのころの日本のAmazonは、実は本を購入していなくてもレビューの書き込みができました。
で、勝間さんの場合、2チャンネルまで追いかけていかなかったものの、かなり執拗に彼女の本の荒したちに問いかけ続けたのです。
さらに、奇しくも同じような時期に、こういう匿名の投稿欄やメッセージボードの是非について、確か勝間さんとひろゆきの対談があって、それで、
匿名の多数派は勝間さんのバッシングでした。
さて、そのひろゆきの今はというと、
フランスで亡命生活です。
基本的には彼、誰がなんと言おうと犯罪者です。日本に戻れば、損害賠償金額累計5億円がまちかまえているし、覚せい剤がらみの事件で警察に家宅捜索されてます。
ですから、今回の木村花さんの事件で私が最初に考えることは、
TwitterとNetflixの責任です。
まあ、今のアメリカなんて一応大統領の位置にいる気違いが、Twitter使って、デマばかり煽りまくるという怖い状況ですが、さすがにこの前の選挙で懲りたので、Twitterのアカウント管理はかなりましになってきました。
それに比べて、まだFacebookは甘すぎる。
一方、Youtubeは位置を目を光らせようとしているけど、
2日前木村花さんの情報を探していてひどい誹謗中傷Videoを見つけてしまいました。
https://youtu.be/tA1qDCo9jW8
Youtubeさん、なんでまだこれあるんですか? こういうVideoなぜ禁止にならないんですか?あ、私こういうのがあるというのを見つけただけで、とてもじゃないがすぐ切りましたが。
そういえば、昔々まだ2チャンネルが存在したころ除いて、とにかくあの独特な、
言葉の汚さに愕然とした覚えがあります。
やっと、セクハラや、モラハラという概念が広まってきたと思うのに、なんでそんなに同じ人間相手に、そして別にあなたに何したわけでもないのに、
あんなに、汚い言葉を浴びせるのか
人を呪わば穴二つという月並みな言い方は、でも月並みだからこそ真実だと思います。
あ、勝間さんがやはりなんだかんだといっても好きなように、私、
結構木村花さんのファンでした。
テラスハウスって、いかにも男の子にちやほやされそうな、モデルと女優の卵ですっていうタイプと、姉御タイプと、女子の体育会系とキャラ分け感じますが、個人的には女子の体育会系が一番好きですね。
今のところ、時めくような男子キャラにであったことはテラスハウスではないし。
だから、女子プロレスラーという際物扱いされやすい職業で、しかも結構ヒールもやる木村花さんにはすぐ好感持ちました。
でも彼女って、まだとても若くてとても一生懸命で、いろいろ自分の中で整理がついていない子供です。
で、そんな彼女を、テラスハウスとNetは、
彼女をNetのヒールに祀り上げ、そして血祭りにあげた
匿名の誹謗中傷が、どんどん拡散する仕組みは
絶対にまちがっています。
SNSが匿名でなくてはならない理由はありません。
SNSのもっとも有用な部分は、匿名性を取り除いても十分有用です。
日本人のように、常に空気を読んで言うべきことを言わない文化の場合、匿名性のなかで人が変わったように罵詈雑言を増殖させるとは当然だと思う。
逆に、表立っていろいろな人が違う意見を言える社会に変化できるのなら、匿名の陰で憎悪と呪いを増殖させる理由は少しずつ減っていくと思います。
匿名性を捨てるからこそ、人は成熟した表現の自由を獲得できるのだから。