最近腐女子やオタク女子仲間と話していると、乙女ゲーの劣化の話が出てきます。最近の新作ってスマホアプリばかりで、しかも途中でやたら課金が出てくるパターン。
そして、Nintendo Switchが最初の乙女ゲーを発表した時、私はとても期待したのですが、絵もお話のあまりに今一度が高すぎて買いませんでした。
少し前に、PSVitaベースの乙女ゲーの名作がどんどん出てきたころに比べると、乙女ゲーは今、非オタク女子がたぶんメインターゲットになってしまっているのだと思う。
でもスマホベースだと、本物の彼とChat風なんてのがウリで、ストーリー性とか二の次でしょう。
しかもそれで課金しすぎる人も出ているとか聞くとやっぱり腹立つですね。
英語版のアプリもこのタイプのスマホ乙女ゲーどんどん増えてきました。
買わないけど
ちなみに私はPSVitaもってません。だからある時期薄桜鬼をきっかけにして、乙女ゲーのそんざいをしり、アニメ化作品とYoutubeのGameplayにがちがちにはまりました。
二次元恋愛状態まで経験しましたから。
まああきらめていたのです。
今日、久しぶりにNintendo Switchと乙女ゲーで検索かけてみたら、なんと一か月ちょっと前に、
オトメイトがNintendo Switchとコラボ
という大きなアナウンスメントがあったのですね。第一弾は12タイトルのリリースとか。
『薄桜鬼 風華伝』 『薄桜鬼 完全新作』
『Code:Realize 彩虹の花束』 『ニルアドミラリの天秤 色ドリ撫子』『戦刻ナイトブラッド』 『アムネシア』
『Cendrillon PalicaA』
『ビルシャナ戦姫~源平伝~』
『私立ベルバラ学園』
『ノルン+ノネット』
『レンドフルール』
『LoverPretend』
私としてはまず、’薄桜鬼の新作’と’アムネシア’と’戦刻ナイトブラッド’即買いと張り切ったのですが。
なんと一番早いものでもリリースは9月。
というわけで今回の日本行での購入はできませんね。7月の終わりに日本をたつから。
でも、オトメイトの新しいビルがこの2月に池袋に誕生していたのですね。
池袋が腐女子のメッカなのはわかっているけど、正直池袋は苦手。昔日本にいたころからたぶん一番なじみの薄い副都心でしたから。今でこそ土地勘がくるってしまったけど、昔は新宿、原宿、渋谷、青山、そして六本木と西麻布だいたい飲み込んでましたから。
それはともかく、日本の乙女ゲーファンはあまりこの展開を喜んでいないので、ちょっとびっくり。
だってSwitchって携帯機としても使い勝手いいから。なにしろガチでかかえなくてもほんたいだけたてて、あとはコントローラーだけ使うというのもできるし。
確かに、乙女ゲーって周りに家族とかいる場合はちょっと大画面でやるの憚られますよね。でも、子供もいない休日のごご、配偶者もお出かけで家に一人なんてときは、大画面でやりたいじゃないですか。
いまいちわからないのですが、日本の場合、PSが好きな人にNintendoを目の敵にする人がものすごく多い気がします。
さて、乙女ゲーの将来を考えた場合、Nintendo Switchは大正解ですよ。
乙女ゲーって、まだ国外ではいわゆるロングテールだから。ガチなファンが広く薄く世界中に広がっている。
でも、こういうタイプのゲームに対する興味は、かなりゲームとしてのレベルは今一なスマホゲームを通じて少しづつ広がっているのです。
正直、課金システムじゃなかったら私スマホゲームでもやるけど。とにかく途中で課金というのが嫌いなので。(娘にも、途中課金は一切許可してません。だから彼女飛び森も、課金アイテムなしでやってました。唯一の例外はPokemon Go,たとえばデイパックの大容量化とかは正直必須だし、これの場合お金でコインを買うシステムなので、まあゲーム進行そのものからは独立してます。〉
さて、これってあまり注目されていないけど、SwitchがWii UやWiiと決定的に違うのは、これUniversal 仕様なのです。
つまり日本発売のソフトをそのまま使えることです。
ガチな海外ファンというのは、日本語のソフトと日本製のハード両方とも買ってプレイしてきたのよ。
だいたい、コアなオタクのかなりの部分が、日本語を一生懸命ならったりもしているし。
でも、Switchなら日本からソフト注文するだけ。
さらに、たとえば7月発売の’太鼓の達人’でもそうだけど、たぶんすこしずつLanguage Selection Patchを足していくでしょう。
つまり、オトメイトはSwitchとコラボすることによって、ファンベースを海外でどんどん拡張する可能性があるのです。
で、ファンベースが拡張すれば、新作のレベルがまた上がってくれる可能性も、乙女ゲーの一番のNeck,あまりに受け身な主人公キャラの刷新なんてこともありだとおもう。
コアな日本のファンには申し訳ないけど、乙女ゲーの未来を考えた場合、この展開は最高だと思います。日本のコンテンツってホントほかじゃないから