私だって死ぬほど笑います。
で、時々ハマりすぎるかなり薀蓄とこだわりの’鬼灯の冷徹’以外で、ここ数年に一番笑えるのがこのTL.
主人公のジュンちゃんは大学4年制、しっかり大人のお姉さんと二人暮らし。バイト先のコンビニに公共料金を払いに来た爽やかイケメンの叶くんに一目惚れ。
まあそこまでは普通ですが、ジュンちゃん実はちょっと変態じみた妄想癖の持ち主、で実は未だ処女。
ですが、周りはそんなふうに見てはくれません。高校時代地味っ子だったジュンちゃんにお姉さんが選んでくれたのは、いわゆるビッチ系のファッションだったので、ものすごく遊んでるという噂が彼女を取り巻いています。
まあ、この噂実は人違いだったということも後でわかりますが。
この漫画が始まったときの編集者の思惑って、基本妄想シーンのエロでした。
作家さんの絵がキレイなので、それはそれでいいのですが、ジュンちゃんのキャラそのものはもっと面白く展開されていきます。
漫画の面白さが増加していくとき、これよくあるのですが、連載第一回の絵と、今の絵を比べると、ジュンちゃんの顔はもうずいぶん変わってます。
大体3回目ぐらいからかしら、少しづつですが妄想シーンが変化していきました。
ひとつには、叶くんとの距離が縮まっていったこともありますが、やはりジュンちゃんと叶くんのキャラがだんだん立ってきたせいもあると思います。
だいたい、まだ細かいことはわからないけれど、叶くん自身どうもただの爽やかイケメンではなさそう。
さらに、男だけどずっと叶くんが好きだった幼馴染凛くんも登場して、ぶっちゃけジュンくんいい子だね度が強調されます。
TLって、やたら年下とか、優しそうなイケメンに開発されるという話が多いのですが、その手の話だと、主人公は相手に開発されるまであまり性欲を意識していなかったという設定がおもなのです。
しかしジュンちゃんは、徹底して高校生の男の子のように、
性欲むんむん、妄想全開
で、清々しいです。なんせ、鼻血出したりするし。あんたはこまわり君か、と叫びたくなります。(こまわり君は、昭和の代表的ギャグマンガ、がきデカのひとつです。とにかくシュールで結構きもいのに可愛かった発情男子こまわり君でしたよ。)
最新号でやっと叶くんとお泊りになったときの妄想も、すごくいけてます。
いやー、ほとんどおやじギャル発言で笑うよ。
そして、この漫画逆シーンできちっと絵が崩れます。これ本当に漫画の醍醐味だから、文字だけの小説ができない数少ない技で、この漫画の場合崩れた絵が
超かわいいのです。
さて、どうも二人が結ばれるのはまだ少し先になりそうです。またまた二人のじゃまをしそうなニューキャラが登場です、なんと姉妹のお母さん。
どんなお母さんから、こんなナイスボデイ処女のこまわり君が生まれるのでしょうか。
ところで念の為、TLはティーンズラブです。