青井秋’爪先に光路図’静かに語られる熱い想い。背景が心象とダブルフォーカスして。

これも、RentaでBL漫画を読み始めた時に、何度も何度も繰り返し読んだ作品です。     まあ、私自身基本理系で、中高時代は、こと理科に含まれることならなんでも好きだった人間です。ただ生物代わりと苦 …

’真夜中ミラーボール’木村イマ,予め約束された堕落と危うい恋の予感.薄い存在感が生々しい新感覚系

基本表紙が気になってRentで最初は48時間買い、結果的に何度も読み直す羽目になって慌てて無制限レンタルに変更したといういわくつき。   私、基本は読んだ順からレビューかいてますが、やはり新しい才能が登場した時 …

‘In These Words’ ギルトプレジャー作、これBL劇画と呼べるジャンルとつくってしまった記念的作品

さて、BL漫画の中の異端の登場です。 ところで作家さんたち(咎井淳マンガ、Narcissus原作)、ふたりとも台湾系アメリカ人でいわゆるアメコミの作家さんたちです。なんでもこの作品の原型がアメリカの同人誌としてコンベンシ …

‘抱かれたい男一位に脅されています’桜日梯子、高人と准太の人気男優あべこべカップル

さて、桜日さんの作品としては、こちらのほうが圧倒的大ヒット作です。 人気男優として不動の地位を築き 、5年連続’抱かれたい男一位’だった西條高人が、そのタイトルを年下人気急上昇中の、東谷准太に奪われるところからお話が始ま …

日高ショーコ’嵐のあと’ノンケリーマンとのクラッシク恋愛が熱い

日高さんのキャラってとても現実感があるのですよね。このお話はBLというより、ゲイのための乙女チックロマンみたいな趣です。 さっきレビューのためにパラパラめくっていて気がついていたのですが、この作品も今の若いBL漫画ファン …

桜日梯子’年下彼氏の恋愛管理癖’、私のツボが年下S攻めにあることを自覚した記念すべき作品

RentaでBL漫画をせっせと読むようになってほんの一か月もたたないうちに、この作品に出合い、まあ割と数の多い年下S攻め(一応Rentaでは、一番多いサブジャンル)のカップリングがツボであることに気が付きました。 大体、 …

日高ショーコ ’憂鬱な朝’ 第七巻まで刊行、BL漫画の金色塔ですね。もっとBL漫画評書かなくては

お話は、明治時代の華族世界という設定。久世子爵家の若き後継ぎである昭彦と、この家の家令である桂木との関係が、まだ確固とした身分意識、世襲問題などを絡めながら進んでいきます。   ’憂鬱な朝’の単行本第一巻が刊行 …

’MADK’ 硯遼 超新星並みの才能BL漫画に登場です。ああ、なんて流麗なのでしょうね。

このBL漫画の魅力ってほぼ不可知領域に達してます。   とあるDK(男子高校生)思いつめた表情で悪魔を召喚   めでたく登場した悪魔は白い魔界の大公爵J、さてこのDKマコトが契約と引き換えに臨むものと …

’レオパード白書’ 扇ゆずは

BL漫画のレビュー始めます。   最初は、ベスト10やろうとかいろいろ考えたのですが、とにかく今の腐女子のかたは洗練化が進んでいるし、ご自分の萌えのパターンへのこだわりが強いから、変にここで順位づけとかすると、 …