まずはこのビデオ見てください。
場所は、ミズーリ州のセントルイス。二人とも弁護士だそうです。30年前に当時はかなりボロボロだったこの歴史ある大邸宅を買って、長い間かけてレストアしたのだそうです。
基本傷害事件の被害者が主なクライアントである弁護士です。すでIDが済んでいて、Mark McCloskeyMark 65歳と Patricia McCloskey 63歳。もちろんというべきか、共和党そしてトランプサポーターであることもわかりました。
この邸宅は、Portland PlaceというGated Community の中にあります。
二人が銃を持って威嚇しているのは、このGated Communityに侵入してきた、セントルイス市長の辞任を求めるデモ隊。
別に火炎瓶持ってるわけでもないし。邸宅に物を投げつけてきたわけでもない。
セントルイス市長がここまで反感を買っているのには理由があります。もちろん発端は例の警察官による黒人への暴力です。で、ここに限らず全米かなりの都市や、市で、いっそ一度今現在の
Police Departmentを解体しろ(Disband)
という声がどんどん大きくなってきているのです。それに対してこの市長が何をやったかというと、なんと
Police Department のDisbandを主張する市民の実名をSNSで読み上げた
で、Disbandにそれほど乗り気でなかった人たちも含め、キツく反発され、彼女のビデオはSNSから取り下げられたのですが、
これで反市長のデモが勢いづいて、市長宅があるこのGated Community に侵入してきたわけです。
さて、Gated CommunityのGateをぶち破ったという点では、確かに私有地への無法侵入ということになりますが、それを除けば、別にデモ隊が暴れたわけでもない。
でも、アメリカでは、こういう人たちが、銃を持ち出す。
彼らは本当に恐れでいっぱいなのです。
結局、黒人を簡単に撃ち殺してしまう警官たちなどは、基本頭から大多数の黒人は
犯罪予備軍と決めてかかっている。
いや黒人ではなくとも、去年の前半ぐらいまでは、とにかくトランプがやたら、南米からの移民にたいする脅威をあおってましたね。
こういうあおりを大体レーガンが最初に大統領にえらばれたときぐらいからずーっとやってきたのが、
保守系ラジオ、何度か試しに聞いたことがありますが本当に胃が痛くなる
そして、クリントン大統領だった、1996年に開局した、
Fox NewsがこういうFearをとにかく煽る。
一方、大事なことはまるできちんと伝わらない。
このBlack Lives Matter関連の一連の動きが全国で高まる中、今度は、
アメリカでまたコロナの感染数が増えています。
一番ひどいのが、フロリダ州と、テキサス州、それに続くのが、アリゾナ州、そしてカリフォルニア州の南半分。
結局、トランプ自身がマスクをしないこともあって、
トランプびいきはマスクをしたがらない。
そのうえで、どんどんいろんなところをオープンし、そして人がまた出ていく。
あっという間に、また一日の感染数が、
4月に作られた最多感染数を超えました。
まだ、死者はそれほど増えてません。そりゃそうですよね、コロナってコレラじゃあるまいし、そうすぐ死ぬわけではないので、ラグがあります。
でも、共和党が知事の、テキサスやフロリダを含め、ついにこの現実を突きつけられたわけで、さすがに、
再度のロックダウンが始まりつつあります。
私が住んでいるメリーランドでは新感染者数は毎日ずーっと減ってきたのですが、ここに来て減少がストップ。
やはり、週一の買い物に行くと、気の緩んでるマスクをきちんとしてない人見かけます。まあさすがに多くはないですが。
東京でも、またじりじりと毎日の新感染者数が上がっているみたい。
で、やはりその原因は、一に夜のおでかけ、2がどうやらブラックな会社のようです。
アメリカは、やはりナイトライフ、そして海岸です。
ですからまあ、新規感染者は以前よりずっと若い人が多い。
そのうえで、今度は、
コロナウイルスが変異を起こしているというニュースも入ってきました。
私は、この夏日本に戻りますが、戻っても2週間は実家で自主隔離です。まあ、東京で通勤電車に乗っている人たちより、よほど感染の確率は低いと思いますが。ルールはルールですので守ります。
さらに、今度はトランプが、なんとロシアがタリバンを雇ってアフガニスタンの米兵を殺させているというインテルを、無視していたというNewsが入ってきました。
正直11月までまてない。
だって何よりも、